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スプリント予選首位のフェルスタッペン、状況の変化に苦戦「これで最速なんて驚いた。皆に何が起きていたのか」F1第6戦

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スプリント予選首位のフェルスタッペン、状況の変化に苦戦「これで最速なんて驚いた。皆に何が起きていたのか」F1第6戦

 2024年F1マイアミGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選で1番手、セルジオ・ペレスは3番手だった。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 1番手(1分28秒595:ソフトタイヤ/25周)
スプリント予選 1番手(SQ1=4番手1分28秒194:ミディアムタイヤ/SQ2=4番手1分28秒001:ミディアムタイヤ/SQ3=1番手1分27秒641:ソフトタイヤ)

【タイム結果】2024年F1第6戦マイアミGPスプリント予選

 プラクティスセッションはとてもうまくいき、自信を持って快適に走ることができた。

 正直言って、スプリント予選でP1になったことにとても驚いている。思い切りプッシュすることができなかったし、タイヤを完全に信頼することはできず、マシンバランスに良い感触も持てなかった。つまり少しフィーリングが違っていたんだ。

 ここのような路面では、タイヤがウインドウから少し外れるだけで、それが大きな違いになってしまう。ただ、全員が特にソフトタイヤでの最後のランで苦しんでいたと思う。スプリント予選でなぜ感触が変わったのかを考え、分析すべき点がいくつかあるが、明日までにうまく解決できるはずだ。

 全体的に見ると、スプリントに向けて最高のグリッドポジションを手に入れることができたから、これを最大限に活用したい。タイヤが安定すれば、良い状態に戻ることができるだろう。

(セッション後にメディアに対して語り)正直言って、感触はひどかった。最初のセッションではタイヤを機能させるのが信じられないほど難しかったんだ。SQ2ですでに感触は良くなくて、SQ3でも同じような感じだった。

(ミディアムタイヤから)ソフトタイヤに履き替えてもあまりタイムの向上がなかった。それでもどういうわけかトップに立てた。だから喜んでこの結果を受け取るよ。だけど何らかの理由で走っていてもあまり楽しめなかった。

 プラクティスではポール争いができると自信を持っていたけれど、(スプリント)予選で走り始めると、そうは思えなくなった。でもなぜかタイムはトップだった。最終ラップで他のマシンに何が起きたのか分からない。


■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 6番手(1分28秒868:ソフトタイヤ/23周)
スプリント予選 3番手(SQ1=9番手1分28秒681:ミディアムタイヤ/SQ2=2番手1分27秒865:ミディアムタイヤ/SQ3=3番手1分27秒876:ソフトタイヤ)

 トリッキーなセッションだった。ソフトコンパウンドで1アタックするなかで、最大限の力を引き出すことができなかった。グリップの面で少し良くない影響があった。あちこちで変化したんだ。

 ソフトタイヤでは1回アタックであることを考えると、マシンに何ができるのかについては、運に左右される部分が出てくる。

 1回のプラクティスでスプリント予選に臨むのはとても難しい。ただ、それは誰にとっても同じだ。

 ここで最速なのはマクラーレンだと思うが、彼らはソフトコンパウンドでうまくマシンを機能させることができなかった。

 やるべきことがいくつかあるから、明日までに解決できればと思う。目標は、スプリントでできるだけ多くのポイントを稼いで、良い流れでレースに臨むことだ。正しい方向に進んでいると思うし、レースペースはもっと強力であることを願っている。

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